「小児用切断券」・その1


収集の対象はあくまでも(10円の)小児専用券だったのですが、この距離の切符は大人券 (運賃30円)を「切断」したものしか無い駅も少なくありませんでした(他の距離のものは確認して いません)。主なものを紹介します。





利用客が少ないであろう、支線の比較的小さな駅もありますが、大きな駅も数多く含まれています。 各地の切符(高松・門司)で紹介しました、松山・長崎以外にも、県庁所在地の代表駅が3つも あります。
(尚、巨大駅・名古屋は当然機械化されていたので、確か近鉄乗換え口の小さな出札窓口 で購入したものです。)


次の2駅は、さしずめ、「一石二鳥崩れ」です。(思いついたままの勝手な表現、お許し ください。m(__)m)




紀伊田辺は、紀勢本線下り方向の芳養へは小児専用券を置いて下さっていたのですが、上り 方向の紀伊新庄へはそうではなかった、ということです。
同じ紀勢本線の加茂郷の場合は、上り方向の下津へはこの駅指定の小児専用券があるのに、 下り方向の冷水浦への切符は、下津も含んだ両矢印式で、小児断線で切り取るといった、 一見解りにくい形態でしたが、おそらく、利用客の多寡や、出札時の鋏使用の手間等を 勘案された結果なのだろうと思いました。

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