「小児用切断券」・その３

１０円の乗車券に主眼を置いて収集をしていたのですが、同じ金額である入場券も少しばかり集めました。資料はごくわずかですが、乗車券・入場券それぞれの｢切断状況」を見てみましょう。

乗車券は小児専用券、入場券は切断券という駅です。（日付の違っている駅は、いずれも、入場券購入が乗車券よりも後です。乗車券購入時でもやはり「切断」であったと思われます。）

これは逆に、乗車券は切断券、入場券は小児専用券という形態で、大きな駅に時折見られました。
（名寄は、｢一石二鳥？の駅」でも紹介したように、行き先によっては小児専用券もありました。）

両方とも切断券です。いずれも、本線から支線を分岐する大きな駅で、綾部と小諸は市の代表駅ですが、こういう例も少なくなかったのです。

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