昭和49年10月の運賃改定を機に、券面の整合性にこだわった私は、切符の収集をやめて
しまったのですが、その3年後のある日
ふと懐かしくなり、京都周辺の数駅を訪ね、最短区間の小児用乗車券を買い求めてみました。
既に2度の運賃改定を経て、金額は10円から30円に変わっていましたが、驚いたのは、
見事に統一されたその券面でした。国鉄はその後も1~2年ごとに運賃改定を繰り返すこととなり、
改刷の問題で有利な金額式乗車券が他を駆逐するのは当然の成り行きだったのでしょう。
私の切符収集時のものと並べてみます。